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職員インタビュー

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インタビュー2


みのり訪問看護ステーション高津 竹田大介さん

仕事に就いたきっかけ、志望動機は?

私はもともとサッカーが好きで、よくテレビで試合を観ていました。あるとき、ある選手が靭帯を損傷し、1年ぶりにピッチに戻ってきた際の試合を観たのですが、その際のベンチにいたトレーナーさんが涙を流している様子が映りました。
それを観て「復帰に至るまでは、選手本人はもちろん、周囲の人たちにもいろいろな苦労や思いがきっとあったんだろうな」と思い感動し「私自身も誰かの支えになるような仕事がしたい」と考えるようになりました。
また、この頃までの私はグラフィックデザイナーをしており、4~5日家に帰れないということも多くありました。グラフィックデザイナーの仕事は、黙々とパソコンに向かう時間が多く、人と向き合うことがあまりなくて、だんだん疲れてきた時期でもありました。
この2つがちょうど重なったとき、看護師の妻から「理学療法士」の本をサプライズでプレゼントされて(笑)。それで「もうこれはやるしかないぞ」と一念発起して転職を志しました。

異業種からの転職で不安だったことは?

まったくありませんでした。やはり「人間が好き」ということと、人と接すると、自ずと自分自身を見つめ直す機会が増えますので、むしろすごく前向きに取り組みました。4年間、仕事をしながら夜間の学校に通い、その後、理学療法士になって正式に転職しました。

理学療法士の仕事内容は?

私の場合は訪問看護ステーションからの訪問で、ご病気やお怪我された方のご自宅にうかがい、リハビリテーションをご提供する仕事です。
マッサージではありませんので、揉んだりすることはないのですが、固くなった体の部分に触れたり、揺れたりしながら利用者の方と二人三脚で一緒に改善していくものです。

仕事での一番の喜びは?

訪問リハビリテーションが必要な方は、なんらかの理由で外出が出来ない方が大半で、寝たきりのままの方も多くいらっしゃいます。
そういった方がリハビリテーションによって、起き上がれるようになった、座れるようになった、歩けるようになった、外出できるようになったと、徐々にステップアップされたときは本当に嬉しいですね。ただ、そこに至るまでは容易ではなく、こちらの考えている通りにはなかなか改善されないことばかりではあります。
ですので、毎日施術を終えた後の移動の車の中で、「今日のあの方のリハビリテーションは、あのやり方で本当に良かったんだろうか」ということはいつも自問自答しています。

就職先を医療法人新光会を選んだ理由は?

先ほど言った転職の際、新しい職場を探す際に私が唯一こだわったところは「常に新しいことに挑戦するところに勤めたい」ということでした。
そこで紹介されたのが医療法人新光会で、入ってみたら、患者さんやご家族の皆さんのために「もっと良い方法はないか」「もっと違うやり方があるんじゃないか」ということを、常に実践するところで、私の望み通りの職場でした。
そのチャレンジ精神旺盛なところと私自身の新しい挑戦とが合致して、医療法人新光会に所属し、利用者さまと向き合い続け、もう10年以上になりました。

これからの仕事を通しての目標や夢は?

短期的な夢は、認定セラピストの資格を取ることです。この資格を取るためには年に一度だけある試験に合格しなければならないのですが、そのために今も仕事が終わった後などに定期的にセミナーに通って勉強しています。
また、休日に知人の事業所に行き、無償でお手伝いをさせていただいているのですが、常に今の仕事の環境だけでなく、様々な経験や知見をもって、私自身の仕事のやり方の向上ができるといいなと思っています。
これらのことで、利用者さまにお返しすることが出来、皆さまの笑顔が一つでも多く引き出せればいいなと思っています。これはこの仕事を始めた当初から、ずっと変わらない長期的な夢です。

訪問看護(理学療法士)の一日の流れ(みのり訪問看護ステーション高津)

勤務時間 [8:45~17:15]

8:20 出勤
着替え
訪問準備
まずは、制服へ着替えます。
その後、メールやファックスなどの確認をします。
訪問予定の確認と訪問する利用者の情報を収集します。
訪問準備では、忘れ物をしないように気をつけています。
8:45 ミーティング 前日の訪問内容、緊急対応、連絡事項等の申し送りをします。
訪問予定の調整、サービス担当者会議や研修などの予定を確認します。
9:00 出発 自動車での訪問です。
9:30 1件目の訪問 Aさんへのリハビリテーション
両膝関節の変形が強い方への介入です。日常生活はおおむね自立されている方ですが、歩く時に膝の痛みを気にされています。まずこの痛みが少しでも楽になるよう、両膝関節・股関節・足関節の動きを促しています。
ご本人は痛みが楽になったと喜ばれており、家の中で歩くことが楽になっているとおっしゃられています。現在は屋外への活動量向上を目標に進めています。
11:30 2件目の訪問 Bさんへのリハビリテーション
高血圧の方への介入です。アルコール飲酒が続いている方のため、神経症状や体調に留意しながら介入しています。バイタルサイン確認はもちろんですが、歩行にふらつきが見られているため転倒予防も念頭に置いて介入しています。
12:40 3件目の訪問 Cさんへのリハビリテーション
四肢不全麻痺の方への介入です。両上肢もそうですが、特に両下肢の麻痺が強いため筋出力向上練習や起き上がり・座位練習を中心に実施しています。座位練習では、立ち上がりに必要な上半身の前後傾動作の練習を継続しています。
14:00 4件目の訪問 Dさんへのリハビリテーション
高次脳機能障害をお持ちの方への介入です。奥様から「最近歩き方がおかしいので見てほしい」とのご希望から介入を開始した方です。歩く時に両踵を地面に強く打ち付ける歩き方をされており、両手の振りが乏しいこともあり、上半身・下半身ともに介入させていただいています。歩行時に動画を撮影させていただき、その動画を本人に確認してもらいながら、介入前後の変化をお伝えしています。また、歩行には靴の影響があるため、奥様に靴の選び方をお伝えしました。現在は、踵を地面に打ち付ける強さは軽減しており、柔らかな感じで踵を地面に接地できています。
15:20 5件目の訪問 Eさんへのリハビリテーション
パーキンソン病をお持ちの方です。以前は屋外へ散歩で外出していた方なのですが、段々と屋外へ歩きに出ることが怖くなってきた方です。本人・奥様には「また外を歩けるように」とのご希望があります。パーキンソン病は動作が円滑に行えなくなってしまうご病気です。少しずつでも以前のような動きや歩きに近づくよう、お身体を揺らしながらリズム感覚入力を実施しています。そして一緒に自宅内を歩行しています。奥様は「表情に笑顔が出てきている」と喜ばれております。
17:00 6件目の訪問 Fさんへのリハビリテーション
転倒により足関節を骨折した、難聴もお持ちの方への介入です。当初は骨折部位周辺の痛みが強く、本来高かった活動性が低下していました。疼痛軽減につながるよう上半身や下半身の可動性促通を継続しながら、バランス向上も目指しました。自宅で実施できる運動を筆談とジェスチャーでお伝えしながら、自主的にも運動を継続していただきました。現在は痛みの訴えはなく、動作・歩行の際のふらつきが軽減しています。転倒する前から通っていた手話ダンス教室を再開できるようになり、同居する娘様と海外旅行に行けるまでに活動性が向上しました。ご本人だけではなく、娘様も喜んでおりました。
18:15 ステーションへ ステーションへ戻ったら、手洗い・うがいをして、改めてメールやファックスなどを確認します。
訪問中に入った連絡などを確認し、関係機関や主治医と連絡をとります。変化があった利用者については、管理者や関係職種に連絡します。
訪問中に記入した記録を見直し、パソコンに入力します。
翌日の訪問予定を確認します。
気になったことなどをスタッフ間で話し、情報共有します。
訪問物品を片付け、着替えたら一日が終了します。
19:00 退勤